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みなみ整骨院 > コラム > 土俵で脳震盪は取り直しを認めません
2021年10月25日(月)

土俵で脳震盪は取り直しを認めません

脳震盪って漢字で書くと

めちゃくちゃ画数が多いです

今日はそんな脳震盪の話

 

これはスポーツの中でも

日常生活でも起こりうる事で

命にかかわることなので

知識として絶対に知っておきましょう

 

脳震盪とは

脳震盪とは、頭に何かぶつかった時に起きる

一時的な意識障害、記憶障害をいいます。

明らかに頭部打撲が認められ、

受傷時の応答(意識の状態)

あるいは身体活動に何らかの異常が認められたものは

脳震盪といいます。

症状

頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、目のかすみなどの他に

さらに症状が強くなると、

記憶消失(名前、生年月日、住所、受傷時、その後のことなどを質問する)

ろれつが回らない話し方

呼吸・脈拍不整

などが見られます

5分以内の意識障害で頭痛があれば、

重症の場合もあるので

ドクターに必ず診察してもらう必要があります

5分以上の意識障害は重症です

直ちに病院へ搬送してください

また、頭部外傷には頸椎捻挫、

むち打ち症状(頸痛、肩こり)が

合併しやすいです

 

 

応急手当

脳震盪を起こしたら、まずは安静にして休ませ、

意識レベル、呼吸、脈拍のチェックを行います

次に頭、頸部のアイシング、

そして意識があっても

手足の麻痺〈まひ〉がないか

記憶消失(名前、生年月日、住所、受傷時、その後のことなどを質問する)

をチェックします

 

 

競技復帰に向けて

競技復帰は必ず段階を踏んで

徐々に復帰します

こちらはサッカーの例です

ステージ1 活動なし

体と認知機能の完全な休息

ステージ2 軽い有酸素運動

最大心拍数70%以下の強度での
歩行、水泳、室内サイクリングなど抵抗のないトレーニング

ステージ3 スポーツに関連した運動

ランニングなどのトレーニング
頭部への衝撃となる活動は控える

ステージ4 接触プレーのない運動

パス練習などのより複雑な訓練で運動強度を強めていく

ステージ5 接触プレーを含む練習

医学的チェックで問題がなければ通常練習を行う。

ステージ6 競技復帰

通常の競技参加



競技によってメニューは変わってくると思いますが

基本的にはこのように段階を踏んで

やっていくことが大切です

調子がいいからと早い段階で競技復帰は非常に危険です

なぜかは次の項目でお話します

 

セカンドインパクト症候群

頭部に外傷や打撲などの衝撃を受け、

脳が急激に揺さぶられて脳しんとうを起こした後に

それほど時間が経過しないでまた

頭部に衝撃を受けることで生ずる症状のことを

【セカンドインパクト症候群】といいます

 

脳に損傷が生ずるリスクが非常に高くなり

より深刻な症状になることが多いのです

脳しんとうのレベルは便宜的に、

失神を伴わない軽度、

失神がしばらく続く中等度、

失神が比較的長く続く高度に分けて考えていますが

脳しんとうを起こして頭痛や吐き気などが持続する場合は、

検査結果に異常を認めなくとも

少なくとも1週間はようすをみるべきです

各競技での対応

アメリカでは、中学の女子サッカー選手に

多く脳しんとうがみられることから、

成人に比べて衝撃の大きいヘディングを

10歳以下の選手に禁止することを

アメリカサッカー協会が発表しました

またラグビー選手が脳しんとうを起こした場合に、

3週間は試合に復帰せずにようすをみるように

アメリカ神経学会から勧告が出されています

日本でも全日本柔道連盟が、

脳しんとうを起こした柔道選手に対し、

2~4週間の練習休止を求めています

このように脳震盪は
脳に傷がつく事なので
決して軽く見ることはしないで
しっかり休養期間を作りましょう
命にかかわることになりかねません